Column コラム
いい間取りは、家事動線だけでは決まらない
間取りを考えるとき、「家事動線をよくしたい」という希望はよく聞きます。
キッチンから洗面所へすぐ行ける。
洗う、干す、しまうが一か所でできる。
玄関からそのままパントリーへ入れる。
毎日の家事を楽にするために、動線を考えることはとても大切です。 でも、いい間取りは家事動線だけで決まるわけではありません。
家事をしていない時間の方が長い
家の中では、家事以外にもたくさんの時間を過ごします。

家族で食事をする。
リビングでテレビを見る。
子どもが宿題をする。
一人で本を読む。
休日に友人を招く。
間取りを考えるときは、効率だけではなく、そこでどう過ごしたいかも考えてみてください。 数歩の移動を短くすること以上に、家族が心地よく過ごせる場所をつくる方が大切なこともあります。
朝、夜、休日を想像してみる
間取り図だけを見ていると、部屋と部屋のつながりに意識が向きます。
そこでおすすめなのが、「時間」で暮らしを考えることです。

平日の朝。
仕事や学校から帰ってきた夕方。
夕食後。
休日の昼間。
家族はどこにいて、何をしているでしょうか。
朝の洗面所が混雑しないか。
帰宅した荷物がリビングに集まらないか。
子どもが宿題をしている横で料理ができるか。
こんなふうに一日の暮らしを想像すると、必要な間取りが見えやすくなります。
家族の距離感も間取りの一部
家族がいつも同じ場所に集まる家が心地いい人もいれば、それぞれの居場所がある方が落ち着く人もいます。

リビングの横に小さなスペースを設ける。
家族の気配を感じながら仕事ができる場所をつくる。
子どもが成長したときに少し距離を取れるようにする。
こうした「人と人との距離」も、間取りを考える大切な要素です。
いい間取りとは、暮らしに合っている間取り
家事動線が短い。
収納が多い。
回遊できる。
こうした特徴はわかりやすく、魅力的です。
でも、すべてを詰め込めばいい間取りになるわけではありません。

何を大切にするか。
どこに時間を使いたいか。
家族でどんな時間を過ごしたいか。
そこから逆算してつくられた間取りなら、その家族にとって「いい間取り」になる可能性は高くなります。 間取りを見るときは、線のつながりだけでなく、その中で暮らしている自分たちの姿まで想像してみてください。
実際の間取りを体感してみませんか
図面で見る間取りと、実際に歩いて感じる間取りは少し違います。
キッチンからリビングへの距離、収納の場所、家族の気配の感じ方など、モデルハウスでは暮らしを想像しながら体感できます。

トリカイホームのお家づくりは、
住宅アドバイザー、設計プランナー、インテリアコーディネーター、現場監督、
各分野で各専門家が携わります。お家づくりだけで終わるのではなく、ご家族一組一組に寄り添った、その後の”暮らしの幸せ”をともに創るのが私たちの使命です。
分からないことばかりのお家づくり。お客様と一緒に理想の住まいを形作っていくことを、心から楽しみにしています。